法要についてMEMORIAL SERVICE
法要を行うタイミング
忌日法要(七日七日・満中陰)
忌日法要とは、ご命日より四十九日(満中陰)法要までの間、七日ごとに行われる法要です。お勤めのお時間は15分前後で、基本的に午前中に周らせて頂いております。初七日は葬儀と同日に繰り上げて行われる事が多いです。お布施はお葬儀に含むので不要です。他の宗派のように七日ごとの審判のため功徳を積むのではなく、故人の生前の姿に思いを馳せつつ、故人のいない日常に徐々に慣れながら、信心を深める日として行われます。
月忌参り
毎月のご命日に各御宅のお内仏にお参りさせて頂きます。お参り時間は15分前後で、基本的に午前中に周らせて頂いております。お仕事のご都合にあわせて、ご命日前後の曜日指定も承っております。また、ご自宅に仏壇がない、午前中は都合が悪いなどの場合、ご希望がありましたら、本堂で夕刻にお勤めすることも可能です。その際は法名軸と念珠を忘れずにご持参ください。(お布施はおよそ一回5,000円が目安です。斎米(一年分)として30,000円で先にお渡しされる方もございます。)
年回忌法要
故人の葬儀を1回忌として、翌年を2回忌(1年後)、3回忌(2年後)として数えたうち、決められた回忌にて執り行われる40分程度の法要です。当院では3回忌、7回忌、13回忌、17回忌、25回忌、33回忌、50回忌を勤めます。また、回忌とは別に、命日から1年経った日を、一周忌としてお勤めします。必ずしもご命日までに勤めないといけないわけではありませんが、出来る限りご親族等が多く集まれる日をお選びください。毎年12月ごろに翌年のご予約についての案内をハガキにてご連絡さしあげます。(お布施はおよそ30,000円からです)
その他のご質問
納骨やお墓について
お骨について、一般的に喉仏と胴骨の2種類に別れます。基本的にお骨はお家で置いていても問題ありませんが、ある一定の時期を過ぎたら、お墓や寺院へ納骨する場合が一般的です。喉仏だけ自宅の仏壇に置いて、胴骨はお墓や納骨堂へ納める場合や、喉仏もお寺の須弥壇などへ納骨する場合もあります。当院でも、須弥壇収骨や、納骨堂もございますので、お気軽にお問い合わせください。詳しくは納骨堂についてをご覧ください。
本堂の利用
当院の門徒であれば、本堂の利用もおすすめしています。最大80名程度がご利用可能で、予め供花、ろうそく、お水、焼香も用意していますので、遺影と法名軸もしくは位牌、数珠をご用意ください。お花代として10,000円頂戴しています。
お内仏のお供え物
お線香、供花、浄水、燭台、お仏供(白ご飯)の五供があります。これは浄土のあり様(荘厳)を表しています。浄土には五色の蓮の花が咲き乱れ、えもいえぬ香りを放っているとされています。供花の花については、造花や棘のある花、香りの強い花は好まれません。忌日法要中は満中陰まで白か黄色の花を供えます。浄水は華瓶にいれて樒(しきみ)という青葉をさします。その他のお供え物は基本的にはしませんが、どうしても供える場合はお内仏の外にお供えし、なるべく供えたまま放置しないようお願いします。また、その他の物品や御金をお供えする場合の表書きは「御仏前」や「志」などがよく使われています。